【映画レビュー】American Utopia / アメリカンユートピア (2020):ファンじゃないとつまらない。

1. Story/ あらすじ

歌手のデヴィッドバーンのアルバム曲のライブパフォーマンスを
デヴィッドがダンサー、生バンドの演奏と共に行った映画。
警察による暴力反対のメッセージ、
亡くなった黒人の人々への追悼シーンなど、
メッセージ性も少しあり。

2. Review/ 感想

あのスパイクリーが監督って言うから、
てっきり物語付きのミュージカルかと思ったら、違った。
人種差別に対するメッセージはあるものの、
ほぼコンサートだった。

多様な人々が裸足で同じグレーのスーツを着て、
歌い、踊り、生演奏する姿は
めちゃくちゃかっこいいけれど、
ファンではない初見の私の興味は30分ほどで尽きてしまった。
残りはながら見、というか、ながら聞き。

主演のデヴィッドがシアターから自転車片手に出てきて、
出待ちのファンに少し手を振って、
大都会から自転車で自分で帰っていくところ!
ニューヨークっぽくってかっこ良かった〜。
お迎えの車に乗り込まない感じが、
セレブではなく、仕事を終えた普通の人間っぽいな、と思ったり、
自転車で帰れる距離の大都会の中に住んでいるんだ、と思ったり。

少しミュージカル映画「レント」のオープニングを思い起こさせた。

楽器を演奏する人やデヴィッドのファン以外には
あんまりおすすめしない🙅‍♀️

3. Date/ 観賞日

2022-11-14 アマゾンプライムにて

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