- LISTEN You’re not listening. What you’re missing and why it matters. / Kate Murphy
1. この本について(簡単に)
あなたは人の話ちゃんと聞くことができていますか?、とジャーナリストの作者が大勢の人に
インタビューして分かったことがまとめられていました。
オフライン再生も可能!
2. Review/ 感想
Globis学び放題で、講師による本の紹介動画をきっかけに興味を持ったビジネス本。
約2週間半かけて「LISTEN」を読了しました!(読了の自信がなかったので達成感。)
ビジネス本だから難しいかと思ったけれど、楽しく読むことができて、いい本だった。
自分のために、気になった言葉、考え、自分の感想を残しておきたいと思う。
- 相手が話し終えることを礼儀正しく待つ。(p.62)
- 「なぜ」という質問をする。 (p.214)
- 相手を値踏みするようなプライベートの質問をする人 (p.113)
- 相手の話に同意できないから聞かない (p.446)
- 自分のことでいっぱいで聞かない (p.446)
- 相手の話はすでに知っているから聞かない (p.446)
特に身近な人のこと、分かってると思ってたまに聞いていないかも。反省。
- 自分と違う意見に怒らない (p.187)
- 相容れない考えや白黒しないグレーゾーンに耐えられる (p.196)
- 間や沈黙を受け入れること (p.400)
- 「自分が間違っているかもしれない」と可能性を考えながら聞く (p.189)
- 話し手と同じ感情になって聞くことができる人 (p.145)
自分の信念に確信があるなら、全てクリアできるはずとのこと。自分との戦い!
共感できたこと
「不確実性」を嫌う社会。 (p.107)
会社の休憩時間、話したことない人ではなく、つまらない人と時間を潰すためにつまらない話をしていること、よくある。
これは自分が不確実性を嫌っているからってことに気づくことができた。
まだ話をしたことがない人と話してみたら、もしかしたらユニークな人かもしれない。
また、例として世界中で同じものが手に入るマックとスタバ。
「不確実性」を嫌う我々の味方(笑)
過去に行った香港空港でマックだけ長蛇の列だったことを思い出した。
自分だと、海外旅行で行ったショッピングモールでなんとなく日本にもあるZARAに入ってしまったことあり。
好みのものと出会うことができないかもしれない、リスクを伴う経験をすることが一番生きた実感を味わうことができるんだそう。
今日からまず、意識して実行したいこと
一般的な「ずらす対応」をしないように気を付ける。
対応には2種類あるらしく、目指すべきもう一つは、比較的少ない「受け止める対応」。 (p.300)
話し手が話し手の犬の話をしているのに、自分の犬の話で返してしまう、という分かりやすい例。
人との会話で「私なんてさ〜、」って自分の経験話で返すこと、よくあると思う。
自分のことでいっぱいいっぱいの悪い聞き手。
これを止められるように意識したい。
人生で起こることはコントロールできなくても、聞くことは完全に自分でコントロールできるそう。 (p.459)
完全コントロール目指して行こう〜。
共感できる会話例が具体的に載っているのでビジネス本を普段読まない私でも、分かりやすい本!
3. Date/ 読了日
2022年3月26日 図書館で借りた