【映画レビュー】The Rainmaker / レインメーカー (1997):仕事の価値を考えさせられた。

1. Story/ お話

主人公は弁護士の資格を取得したばかりの青年ルディ。
また、彼は貧乏で、有名な弁護士事務所に入るコネもない。
ルディは、加入している保険会社が費用を支払わないため、
手術を受けられない青年とその母親の裁判の弁護人となる。
そしてルディはこの裁判で勝つことができたものの、弁護士を続けないことに。
このまま続けたら、この裁判の相手方の弁護士、
「勝つためなら手段を選ばない弁護士」になってしまうと気づいたから。

タイトルの「レインメーカー」は、金を雨に例え、雨が降るように大金を稼ぐ弁護士を意味している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/レインメーカー

2. Review/ 感想

今ちょうど、「ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論」って本を読んでいて。
「ブルシットジョブ=本人が自覚するほど無意味な仕事」
ルディはたった1つ裁判を経験して、弁護士は「ブルシットジョブ」だと
気づいてしまったのかな、と思った。

お金のある会社は、お金のかかる弁護士を雇い、
その弁護士は不道理なことに対し、あらゆる知識を使って雇い主の弁護をする、
例え間違っていることだと分かっていても。

ルディはミスバーディが著名人に遺産を託そうとしていると知り、
戸惑って反対しようとしていた。
それができなくなる弁護士にはなりたくなかったんだろうな。
なんていい人間なんだ!

自分にできることで、世の中に役立つ仕事ってなんだろう。

最近のNetflixは過激なアクションものが多いから、
こういうちょっと古いヒューマンドラマにはいつも以上に心動かされた。

3. Date/ 観賞日

2022年6月18日 Netflixにて(マッチ度98%←合ってた)

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