ドラマ「理想の花婿」を鑑賞!
舞台はインドで、言語は英語。
インドの結婚事情について以前リアリティショー「今ドキ!インド結婚事情」を見て新鮮でとても興味深かったので、このドラマも夢中になって2日間でビンジウォッチ完了!
まだまだインド文化について知らないことが多く、今回も視聴後に5つ、調べたことを本記事にてご紹介。
1. Story/ あらすじ
時代は1950年代のインド。
主人公の23歳の女子大学生、ラタ。
姉の結婚式が終わり、次はいよいよラタが結婚する番。
ヒンドゥー教徒の彼女が気になる男子学生カビールはイスラム教徒。
異教徒間での結婚に対する親の反対を振り切って駆け落ちするか、この恋を諦めるか。
揺れに揺れた結果、親の紹介で知り合った男性ハレシュと結婚する。
もう1人の主人公は政治家の道楽息子、マーン。
マーンは娼婦の年上女性、サイーダと恋に落ちる。
政治家である父親に娼婦サイーダとの交際がバレ、家を追い出される。
サイーダの勧めで一時的に田舎に身を寄せることになったが、その間も親友フィローズの協力でサイーダと連絡を取り続けていた。
ついに田舎からサイーダのもとに帰ってきた時に、フィローズがサイーダといるところを見て、浮気を疑い、揉み合った上にフィローズを刺してしまう。
犯罪者となり、投獄されたが最終的にフィローズが嘘の証言をしてマーンを助ける。
無事に釈放されたが、サイーダとの恋はこれで終わってしまった。
Love will push you beyond your boundaries.
— BBC One (@BBCOne) July 11, 2020
Based on the best-selling novel, A Suitable Boy starts 26th July on @BBCOne and @BBCiPlayer. pic.twitter.com/aVT81SAq8y
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2. Review/ 感想
インドの結婚事情って奥が深くて、とても興味深いのでおすすめ!
そして過剰にドラマチックなところもボリウッド作品らしいユニークさが良い。
Ep1. ホーリー祭 (Holi)。
インド、ネパールのヒンドゥー教の春を祝う祭り。
カラフルな粉を投げ合って祝う。
Ep2. ウルドゥー語。
サイーダの母語であるウルドゥー語はパキスタンの国語。
そしてインドの主要言語の1つ。
インドの公語であるヒンディー語と姉妹関係にあるとのこと。
スペイン語とポルトガル語の関係性と似ているのかな。
Ep5. 白い液体。
マーンの母が選挙活動に出発する夫とマーンに差し出した小皿に乗った白い液体はカード(Curd)。
ハニーが入っているものもあるらしい。
「神のご加護がありますように」といった感じの幸運を願う儀式とのこと。
ドラマではカードを舐めたのちに、髪に付けていたように見えたけれど、あれは舐め切っており、髪にはつけないそう。
Ep.6 剃髪。
マーンの母親が亡くなった際、投獄中のマーンは剃髪を許されなかったシーンがあった。
マーンの兄は剃髪、スキンヘッドになっていた。
親族が亡くなったら男性は剃髪する習慣があるらしい。
お兄ちゃん、その後のシーンではもとの髪型に戻って不自然だったけどね(笑)
Ep6. パーン (Paan)。
「パーン」とはキンマという葉っぱの上に様々な調味料を乗せて噛む嗜好品。
食事の後に噛む、マウスリフレッシャー的なものらしい。
ラタの結婚相手ハレシュがラタの母親の勧めに従ってパーンをやめた、という会話があった。
映画「ホワイトタイガー」でも主人公の男性がパーンを嗜好していたが、主人の妻がそれを嫌っていたシーンがあった。
女性はパーンを好まない傾向があるのか?
ちなみに、登場する男子たちはイケメン👍
最初マーンとフィローズはゲイカップルかと思ってしまったが違ったのは内緒(笑)
3. Date/ 観賞完了日
2023-3-31 Netflixにて