【ドラマレビュー】A Suitable Boy / 理想の花婿(2020):主人公が舐めた白い液体は何?

ドラマ「理想の花婿」を鑑賞!
舞台はインドで、言語は英語
インドの結婚事情について以前リアリティショー「今ドキ!インド結婚事情」を見て新鮮でとても興味深かったので、このドラマも夢中になって2日間でビンジウォッチ完了


まだまだインド文化について知らないことが多く、今回も視聴後に5つ、調べたことを本記事にてご紹介。

1. Story/ あらすじ

時代は1950年代のインド。

主人公の23歳の女子大学生、ラタ
姉の結婚式が終わり、次はいよいよラタが結婚する番。
ヒンドゥー教徒の彼女が気になる男子学生カビールはイスラム教徒。
異教徒間での結婚に対する親の反対を振り切って駆け落ちするか、この恋を諦めるか。
揺れに揺れた結果、親の紹介で知り合った男性ハレシュと結婚する。

もう1人の主人公は政治家の道楽息子、マーン
マーンは娼婦の年上女性、サイーダと恋に落ちる。
政治家である父親に娼婦サイーダとの交際がバレ、家を追い出される。
サイーダの勧めで一時的に田舎に身を寄せることになったが、その間も親友フィローズの協力でサイーダと連絡を取り続けていた。
ついに田舎からサイーダのもとに帰ってきた時に、フィローズがサイーダといるところを見て、浮気を疑い、揉み合った上にフィローズを刺してしまう。
犯罪者となり、投獄されたが最終的にフィローズが嘘の証言をしてマーンを助ける。
無事に釈放されたが、サイーダとの恋はこれで終わってしまった。

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2. Review/ 感想

このドラマの評価
おすすめ度👍
 (5)
感動する・心温まる💓
 (4)
やりきれない、悲しみ💔
 (3)
ハラハラする💥
 (4)
ロマンチック💘
 (3)
新しい知識が増える😮
 (5)
風景、景色がキレイ🏞️
 (3)

インドの結婚事情って奥が深くて、とても興味深いのでおすすめ
そして過剰にドラマチックなところもボリウッド作品らしいユニークさが良い。

Ep1. ホーリー祭 (Holi)。

インド、ネパールのヒンドゥー教の春を祝う祭り
カラフルな粉を投げ合って祝う。

Ep2. ウルドゥー語。

サイーダの母語であるウルドゥー語はパキスタンの国語。
そしてインドの主要言語の1つ
インドの公語であるヒンディー語と姉妹関係にあるとのこと。
スペイン語とポルトガル語の関係性と似ているのかな。

Ep5. 白い液体。

マーンの母が選挙活動に出発する夫とマーンに差し出した小皿に乗った白い液体はカード(Curd)
ハニーが入っているものもあるらしい。
「神のご加護がありますように」といった感じの幸運を願う儀式とのこと。
ドラマではカードを舐めたのちに、髪に付けていたように見えたけれど、あれは舐め切っており、髪にはつけないそう。

Ep.6 剃髪。

マーンの母親が亡くなった際、投獄中のマーンは剃髪を許されなかったシーンがあった。
マーンの兄は剃髪、スキンヘッドになっていた。
親族が亡くなったら男性は剃髪する習慣があるらしい。
お兄ちゃん、その後のシーンではもとの髪型に戻って不自然だったけどね(笑)

Ep6. パーン (Paan)。

「パーン」とはキンマという葉っぱの上に様々な調味料を乗せて噛む嗜好品
食事の後に噛む、マウスリフレッシャー的なものらしい。

ラタの結婚相手ハレシュがラタの母親の勧めに従ってパーンをやめた、という会話があった。
映画「ホワイトタイガー」でも主人公の男性がパーンを嗜好していたが、主人の妻がそれを嫌っていたシーンがあった。
女性はパーンを好まない傾向があるのか?

ちなみに、登場する男子たちはイケメン👍

最初マーンとフィローズはゲイカップルかと思ってしまったが違ったのは内緒(笑)

3. Date/ 観賞完了日

2023-3-31 Netflixにて

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