映画「コララインとボタンの魔女」を観賞。
アニメーションなので
子供向けかと思いきや、
ホラーとまではいかないが、
少し不気味でスリルのある映画だった。
子供はもちろん、
大人も十分に楽しめておすすめ!👍
1. Story/ あらすじ
仕事に忙しく、
自分に構ってくれない両親と
古い屋敷「ピンクパレス」に
引っ越してきた少女コラライン。
新しい家の探検中に小さな扉を発見。
夜になると扉の向こう側の世界が現れ、
そこには自分を甘やかしてくれる
夢のような両親がいたが、目がボタン。
その両親はコララインに目をボタンにし、
永遠にこちら側にいるように持ちかける。
しかし、両親の正体は魔女で、子供を騙して
その命を食べることが目的だった。
それを知ったコララインは過去に
命を食べられた3人の子供の
魂を救い、無事現実に帰還。
小さな扉の鍵も葬り、ハッピーエンド。
原作はニールゲイマン作の本。
2. Review/ 感想
ユニークな名前たち。
どうしてもキャロラインと呼ばれてしまうコラライン。
キャロラインはよくある名前であることから、
コララインはタイポと思われてしまうようだ。
- Coraline(コラライン)
- Caroline(キャロライン)
正しい名前を覚えてくれない隣人らの様子から、
誰もコララインの存在を気に留めてくれず
かわいそうなことがわかる。
そして、ワイボーン。
ニックネームはワイビー。
ワイボーンという名前に対し、
コララインが“ Why were you born?”
「なぜ生まれたの?」と皮肉を言う。
ちょっとひどい。
コララインも相当
ひねくれてる性格の印象だった。
それでも彼女を助けてくれた
ワイボーンは優しい子だ!
「グレイビー列車」の意味。
コララインが扉の向こう側の世界へ
最初に行った時のディナー。
マッシュドポテトにかける
グレイビーソースが
列車に乗って運ばれてきた。
実はこれには意味がある。
「Gravy Train (グレイビー列車)」とは
「簡単に、不正に金銭を受け取ること」。
魔女は子供の欲しいものを餌に
親になりきり(=不正)、
金銭ならぬ「命」を簡単に
手に入れようとしていた。
まさに「Gravy Train」だった。
おもしろいディーテール!
このディナーのシーンに込められた意味は
このワードを知らないと分からないのは
ちょっと悔しい。
3. Date/ 観賞日
2022-12-21 Netflixにて
✍ dTV, U-NEXTでも観賞可能。(2022年12月時点)