【映画レビュー】Dear Evan Hansen / ディアエヴァンハンセン (2021):良い物語だけどあんまり感想がなかった。

1. Story/ お話

主人公の男子高校生エヴァンハンセンは友達ゼロで
メンタルの薬を服用して生活している。
セラピーの課題で自分宛に書いた手紙を
同級生の男の子、コナーに奪われたのちに、
コナーはその手紙を持ったまま、自殺してしまう。
その手紙を見つけたコナーの家族はエヴァンが息子の親友だと思い込み、
エヴァンもその勘違いに便乗した結果、混乱を招く話。

2. Review/ 感想

どの曲も心地よくて好きだった。
なんだかA Great Big Worldの曲の感じに似てる気がする。
この映画の「Waving Through A Window」は
彼らの「Rockstar」に似ていると思う。(私のお気に入り)

物語については、メンタルヘルス、鬱、自殺、と重い内容で、
それらについては特に解決策もあるわけではなく、
うーん、「他人に優しくしよう」ってメッセージかな。

エヴァン本人が骨折の理由は木から落ちたって言うから、
自分から手を離したなんて全く予想もつかなかった。
周りも鈍臭そうなエヴァンならそうか、って思ったんだと思う。
誰だって自分の日々の悩み事で頭いっぱいだもんな。

この物語はブロードウェイミュージカルが先で
それを映画化したもの。

少し内容が違うらしい。

友人ではなかったエヴァンとコナーだけど、
なんでコナーはエヴァンのキャスケットに
突然名前を書いたのか気になって
2人の共通点を探していたら、
2人とも実父が近くにいないことかなって思った。

この映画でコナーは義父ラリーがいたけれど、
これは映画での新設定で、ミュージカルでは実父らしい。

なんだ、たまたまかー。
コナーは本当にランダムにエヴァンに話しかけたみたい。

と言うことで、特に深掘りするネタや疑問もない、
テーマは別として、綺麗にまとめられたミュージカル映画だったかな。

難しい内容だけれど、
豪華なキャストの歌声が楽しめる良い映画と思う。

3. Date/ 観賞日

2022年9月 アマゾンプライムにて



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