1. Story/ お話
探偵事務所を始めたエノーラ。
唯一受けた依頼は、少女ベッシーによる姉サラの捜索願い。
早速エノーラは姉妹が働くマッチ工場に潜入。
その工場では作業員のチフスによる病死が相次いでいた。
実はサラは友人らと共に、死因はチフスではなく、
マッチの材料だと突き詰めていた。
そしてその証拠を盗み、告発を試みる計画のために、
行方不明を装っていたことが判明。
しかし、告発前に敵により証拠は燃やされてしまう。
サラは諦めずに職場でストライキを起こし、労働環境の改善を訴えた。
2. Review/ 感想
1があんまりおもしろくなかったので
期待薄だったけれど、2は楽しく観賞できた。
ストーリーがすごくよかったと思う。
始めに、探偵を始めたエノーラに対して、
「若い」「女性」という要素で
探偵として問題を解決する力はない、と信用されなかったこと。
サラらは「若い」「女性」に加えて「貧困」。
この要素から、劣悪な労働環境でも
声をあげないだろう、と見くびられていたこと。
しかし、最後には女性みんなで団結して
声をあげることができた。
しかも実話!
It only takes one flame to start a fire.
綺麗にまとまっていい物語だったと思う。
チクッと言いたいことを言うと、
エノーラは高い階級のお金持ちで
所詮サラら工場で働く女性たちの大変な気持ちは
分からないでしょ、ってことかな。
最後にストライキをしたサラらが向かった先は、
「ウェストミンスター」。
ウェストミンスターは日本で言う永田町みたいなもので、
政界を意味するとのこと。
みんなで政界に物申しに向かったと言うことね!
なるほど。
しかし、なんでこんなちょい役に
ヘレナボナムカーターが出演するのか、謎。
賢い女性が多く出演していて女性の心を掴む映画だと思う。
謎もなかなか解けなくて楽しめた。
1を見ていなくても十分楽しめる👍
3. Date/ 観賞日
2022-11-06 Netflixにて
The Enola Holmes detective agency is officially open for business 🕵️♀️ pic.twitter.com/EG5712GBxz
— Netflix (@netflix) November 4, 2022