【ドラマレビュー】Game Of Thrones Season7 / ゲームオブスローンズ (2017):ついに兄弟や仲間が再会!

1. Story/ お話

全8シーズンのアメリカドラマ。オリジナルは本。
七王国の王となるべく、名家のキング・クイーンたちが王座を奪うべく争い戦う話。
複数のストーリーラインで構成されており、とても人気だったシリーズ。
ブリティッシュイングリッシュ。

2. Review/ 感想

アーヤがウィンターフェルに戻ってきた!涙

たくさんの登場人物がそれぞれ仲間や家族と再会したシーズン。
ファンとしては都度一緒に再会を喜ぶことができて楽しかった。
(特にジョラーモーモントとジョンの剣!)

Epi1でのエドシーランが出演にはびっくり。
いつものエドシーランそのままだったのもあって
GOTの世界観から現実に引き戻されたから、個人的には低評価。

でもこのシーンは大切なシーンだった。
最近子供が生まれたという兵士が
子供の性別をアーヤに問われるも、わからないと言う。
「女の子だといいな。男は戦争に行かされるけれど、
女の子なら自分が老いた時に世話してくれるから。」
戦いたいアーヤの曇った表情に心苦しくなる。

アーヤは幼い頃から父親みたいに強くなって戦いたかった。
父親もそれが自分の望みだと分かっていたことに気づいたアーヤ。
「悪いのはしきたり」
自分でやりたいことは自分で選ぶことができる!
受け入れてくれていた父の後押しもあり、自己肯定感の上がる前向きなシーンに涙。
親子、兄弟間で殺し合いが当たり前のこの世界でこの父娘の関係はまれ!(拍手)

同様にシオングレイジョイが
常にスタークかグレイジョイか選択を迫られて生きてきた、
とジョンスノウに話すも、
ジョンは「選ばなくていい、どちらも自分の一部だ」、と答える。

アーヤは女性だし、強いソルジャーなのよ!!
それにヤーラグレイジョイもいるし、ブライエニーもいるから1人じゃない。
どちらか選ばなくていい、とジョンがシオンに言ったけれど、
これはこれからジョン自身に必要になる言葉だ。

スタークにノースで育てられたジョンスノウ。
実の母親はリアナスターク。
実の父親はレイガーターガリアン。
半分がノースの敵ターガリアンの血が入っていると知ったら
ノースの民は反発するのか。
半分はスターク、そしてスタークに育てられた観点から
キングオブノースの地位は守られるのか。
前者だったら家父長制度(Patriarchy)そのものだから、
後者であることを祈るけれど、
ウェスタロスの民は血統主義で考えが古いからなあ。
Honest man、エダートスタークに免じてジョンを受け入れて欲しいところ。
(サンサがクイーンオブノースになるのも全然あり。)
シリーズ初めに亡くなったけれど、ずっと話に出てくるネッドスターク。
後世に残る偉人認定レベル(笑)

しかし、リアナも父を丸焼きにした人の息子と恋に落ちるなんて
これぞ禁断の恋!
ウェスタロスにもこんなメロドラマが存在するのね!

ロバートバラシオンのバステッド、ジェントリー、帰ってきたー!(拍手)
バステッドであって、証拠ももはや無いけれど、
これでハウスバラシオンは滅亡を防ぐことができたのか?

ロバートバラシオンも今となってはよく分からない人だ。
恋の逆恨みで戦争が起こったの?
真のロバートとリアナスタークの関係は何だったんだ?
最終シーズンに期待。

サーセイとジェイミーラニスターの双子の近親相姦は狂ってるけれど(男女の双子に失礼)、
デナーリースターガリアンとジョンスノウことエイゴンターガリアンなんておばと甥よ?!うわあ……

多くの登場人物がウェスタロスに集結し、

よりおもしろくなってきた!

残る最終シーズン、もう誰も死んで欲しくない……。

3. Date/ 観賞完了日

2022年7月9日 アマゾンプライムにて



次シーズンの感想はこちら。

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