【ドラマレビュー】Heartstopper Season1 / ハートストッパー (2022):俳優のセクシュアリティはプライベート事項。

1. Story/ あらすじ

主人公は男子校に通う14歳のゲイの男の子、チャーリー。
チャーリーはゲイであることをカミングアウト、公表しているが、
付き合うようになったゴリゴリのラグビー部のニックは
自分がゲイなのか、バイセクシュアルなのか、
自分のセクシュアリティに戸惑っており、
まだアウティングをしていない。
よって、2人は関係を隠さざるを得ず、チャーリーは苦しむ。
最後にニックは大切な人には話すことに決め、
母親に話して終了。

ラグビー部の友人には・・・次シーズンかな!

原作は本。

2. Review/ 感想

思ったこと。

S2が決まっているということで人気なのだと思うけれど、
夢中になる程おもしろくはなかったかな。🙅‍♀️

キャラクターら(14歳)と自分(ミレニアル世代)の年齢ギャップが大きいかな。

主人公がカミングアウトするか迷う映画、ドラマは
既にいっぱいあって、その次、にフォーカスした話。

自分はカミングアウト済みでも、
付き合いたい相手がまだ公表していなくて、
相手のペースを尊重したいけれど、
なんだか自分の存在を否定されている複雑な気持ちに
悩まされる、と言う辛い話。
ハピエストホリデー(2020)」も
キャラの世代は違えど、似たようなストーリー。

気になって調べたこと。

イモジン (Imogen) って女性の名前を初めて聞いて、
気になったので調べたところ、
シェイクスピア文学に登場するくらい伝統的な名前みたい。
「乙女」という意味らしい。

知っておきたいこと。

さて、ちょっと話題だったのが、
ニック役の俳優キットコナーがゲイかそうでないか、問題。

彼はセクシュアリティを公表していなかったことと、
女の子とデートする姿を撮られており、
「ストレートなのにゲイ役を演じている?!」とファンの間で話題に。

昨今のハリウッドは、LGBTQのキャラクターは
LGBTQの役者が演じるべきという考え。
有名な話だと、スカーレットヨハンソンが
トランスジェンダーの役を演じることが決まった際、
トランスコミュニティから批判を受け、降板した話。

ファンの過度の詮索の結果、
彼はバイセクシュアルであることをTwitterで公表。
自分のタイミングではなく、
メディアの力によって、やむなくカミングアウトさせられてしまった。

「ゲイの人にゲイの役を演じてほしい」と思うことは良いけれど、
騒ぎ立てて、人にカミングアウトするよう強要することは
よくない、という話。

ドラマが好きになるとその俳優のことも知りたくなる、
当たり前のファン心理。
それでもプライバシーに対して線引きすることは大切。

新しい知識がついた点では良かったけれど、
キャラクターが幼くて、共感するのが難しかった。
S2は見ないかも。🙁

3. Date/ 観賞完了日

2022-11-12 Netflixにて

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