1. Story/ お話
アメリカウェストバージニア州の人口9万6000人のキャベル郡。
一年で約1億ドルを薬物問題に使っている。
この問題に向き合い、戦う3人の女性のショートドキュメンタリー。約40分。
2. Review/ 感想
消防署で働くジャン。
彼女が積極的に使用を進めていた、「ナロキソン」。
オーバードーズで呼吸困難状態の人に注射すると呼吸が戻る薬。
映画「ベンイズバック」を見た時にも登場したけれど、
「キット」としか言わなくて、ずっと名前を知りたかった!
やっと謎が解けて嬉しい。
麻薬中毒ベンの母親がナロキソンを薬局で購入できなかったシーンが
今も印象に残っている。
このドキュメンタリーでは、保健局がナロキソンを購入する意味があるのか、
という意見があった。
簡単に蘇生できると分かったら、中毒者なはドラッグを止めないのでは、ということか?
そういう意見があるから、薬局で簡単に購入することができないのか。(引き続き課題)
この地は製造業のブルーカラーワーカーが多いため、
怪我の頻度も他の地域と比べると多く、
怪我した際の処方箋から始まって中毒者となってしまう傾向にあるとのこと。
きっとその中に日本の製造業の工場もあるんでしょうね。
興味深いドキュメンタリーだった。
3. Recommendation/ おすすめ
- 【映画】Ben is back / ベンイズバック (2018)
主人公ベンは処方箋をきっかけにドラッグアディクトに。
オーバードーズで倒れているベンに母親がナロキソンを打つシーンで終わる。
4. Date/ 観賞日
2022年7月 Netflixにて
ICYMI: Watch the trailer for “Heroin(e),” our collaborative #GlassBreakerFilms documenary w/ @netflix: https://t.co/UTCFOrNFD5
— Reveal (@reveal) September 11, 2017