1. Story/ お話
Nueva Yorkことニューヨークのワシントンハイツを舞台に、
ラティーノの若者たちが自らのアイデンティティと葛藤しながらも
夢に向かって頑張る前向きでハッピーなミュージカル。
現在と過去を行き来する構成。
スペイン語のセリフが要所要所にあり。
2. Review/ 感想
ドラマ「She’s Gotta Have It」でユニークな青年を演じた時から
面白いと思っていたアンソニーラモスが主役ウスナビということで
楽しみにしていた映画。
英語とスペイン語を勉強したい自分としては
2言語を使う映画やドラマは一石二鳥で嬉しい。
ミュージカルの演出はどれも派手でカラフルで綺麗だった。
音楽はどれも早口な感じで私の頭には残らなかった・・・。
特に印象に残ったプールのパフォーマンスは私のお気に入りドラマ「glee」を彷彿とさせた。
S3 Ep10でリアーナの「We found love」のパフォーマンスは私のお気に入りの一つ。
真ん中にヴァネッサを浮き輪に乗せて囲む演出なんて、
車椅子のアーティもこんなようなことやってたよね!
ヴァネッサがアパートを借りられないことや、
ニナが盗みの疑いをかけられたことや、
ソニーが不法移民であることから、免許は取得不可、大学に行けないかも知れない、と
社会問題も組み込まれていた。
この問題を世の中に知ってもらいたいから
ミュージカルにして重すぎないようにしたかったのかなー。
でも作った人は「ハミルトン」のリンマヌエルミランダだからミュージカルが先か。
ラティーノの偉人紹介シーンでは、
アーティストのフリーダカーロと最高裁判官のソニアソトメイヤーしか
分からなかったので、以下ざっくり調べた。
- チータ(Chita Rivera):女優
- リタ(Rita Moreno):女優
- フリーダ(Frida Kahlo):アーティスト、メキシカン
- セリア(Celia Cruz):歌手
- ドローレス(Dolores Huerta):公民権活動家
- イサベル(Isabel Allende):作家
- サンドラ(Sandra Cisneros):作家
- フリア(Julia Álvarez):作家
- リゴベルタ(Rigoberta Menchú):人権活動家、グアテマラ キチェ族(OITNB!)
- ミラベル姉妹(The Mirabal Sisters):活動家、ドミニカン(この姉妹すごい)
・コカコーラ
・タイドスティック(しみとりペン)
結構大胆なPPLだと思った。
期待通り、前向きで明るいミュージカル!
ドラマ「OITNB」のダヤのファンとしては彼女をもっと前に出して欲しかった(笑)
3. Recommendation/ おすすめ
- 【ドラマ】Gentefied/ ヘンテファイド (2020-21)
こちらも移民の住む街、カリフォルニアのボイルハイツというところが舞台。
タイトルの通り、Gentrification(再開発)の影響を受ける話。
本作品でニナの父がビジネスがうまくいかなくなり店を明け渡すように、
こちらも主役も家賃が払えず店を取り上げられてしまう。
4. Date/ 観賞日
2022年4月16日 Netflixにて英語字幕で
This summer, we’re all about community. #InTheHeightsMovie is available for early access. Own it 7/30, and watch instantly. https://t.co/sUC9R6uIeW pic.twitter.com/t9uhjsDybm
— In The Heights Movie (@intheheights) July 27, 2021