1. Story/ お話
弟の罪を被って20年服役した主人公クリスが出所。
服役中に電話をしたり早期出所を手助けしてくれた高校教師と
ようやく会うことができて嬉しいクリスだが、
教師のキャロルには家庭があり、紆余曲折しつつ、前向きに終わる話。
2. Review/ 感想
全然スッキリしない話だった。
クリスの嬉しい顔が、純粋にうれしく見えなくて、
私にはなんだかずっと不気味だった。。。
私は監督に質問がある。
- なぜ年上の高校教師と元受刑者の恋を撮ろうと思った?
- クリスが弟の罪を庇ったのはなぜ?
- クリスの性格設定は?
- なぜキャロルはクリスの早期出所に協力した?
- キャロルの性格設定は?
- クリスの親がクリスに会いに来ないのはどんな背景?
- クリスと教師の娘ヒルディーの関係性は何を示している?
インディー映画だからかネットで回答がうまく見つけられず。。。
At TIFF in 2017, Lynne Shelton chats with @SharonWaxman about ‘Outside In.’ “When Lynne Shelton calls you on the phone and says she has a vision of you doing something, you say yes, I will do that thing,” Jay Duplass says. Our hearts are broken, rest peacefully. pic.twitter.com/keYr66aVv5
— TheWrap (@TheWrap) May 17, 2020
1つ目に対しては、こんな2人の設定が有り得るのか?、と思ったので
本当に知りたい。思いつき?なぜ。。。
2と3つ目、なんでクリスは弟を庇ったんだろう。
強烈に弟思いで友人思いなの?
それとも将来にどんな影響が出るか真剣に考えられなかったのかな?
就職できなくても平気そうで、
自分は人を殺してない普通の人間なのにって考えたら、
精神的に辛くて、頭おかしくなると思うけど。。。
しかも刑務所にいたとは言え、40近くの中年なのに
既婚の高校の先生に夢中ってとても純粋。。。
キャロルは20年間電話のやりとりしていたけど、
家族がいることをクリスに言わなかったのか?
4と5つ目はキャロル。
キャロルも20年間電話しながらクリスのこと好きだったってことよね?
この人もおかしい気が。。。
問題ありの家族からの現実逃避先をクリスにしていたってわけでしょう?
クリスは自分が話すことしか知らないから、自由自在!
邦題の「不都合な自由」はまさにキャロル目線よね。
塀の中にいる間、クリスは自分だけの物だったけれど、
彼が外に出て自由になった今、自分の隠していたものを見られてしまう。
クリスもキャロルもちょっと変わっていると思う。
二人とも孤独すぎたのが共通点??
はっきり言うと、気持ち悪いと思ってしまった。
そして巻き込まれたティーンの娘ヒルディー。
20年、教え子の早期出所を手助けしていた善人だと思っていた母が
実はその教え子に恋していたなんて、ショックすぎるでしょう。
この監督、クリス役のジェイデュプラスの弟、マークと
何度か一緒に仕事をしていて、
今回は兄のジェイと一緒に制作して、珍しい!って感じらしい。
ちなみに、この弟マークが映画「パドルトン」を作ったらしい。
この映画、これぞ真のパートナーだ、って思わせてくれる
ハンカチ必須のいい映画。
「不都合な自由」より「パドルトン」を見て号泣してほしい。
1ミリも共感ができず、疑問ばかり残る映画なのでおすすめはしません。
でも、考え込みたい人には、おすすめ。
3. Recommendation/ おすすめ
- 【映画】Paddleton/ パドルトン (2019)
号泣してスッキリしたい時におすすめ。
独身の男性2人が同じアパートの上下に住んでいて、家族そのもの。
でも1人が病に倒れてしまう話。
4. Date/ 観賞日
2022年5月17日 Netflixにて
.@lynnsheltonfilm‘s drama explores the reality of life after prison.
— iTunes (@iTunes) April 8, 2018
Starring #EdieFalco and @jayduplass.#OutsideIn is in theaters and on iTunes.
Rent or own it today.
cc @orchtweets @MarkDuplasshttps://t.co/JaY22dm2RU pic.twitter.com/HKKHFrGwbh