【映画レビュー】Radio / 僕はラジオ (2003):ラジオは天国に

1. Story/ お話

アメリカノースカロライナ州。
高校のアメフトのコーチが、知的障害があり学校に通っていない青年ラジオを
アメフトの練習や試合に参加させたり、教室にも入れ、授業に参加させる。
他の保護者から批判を受けるも、結果、ラジオはコミュニティに受け入れられ、
ハッピーエンド。実話。

2. Review/ 感想

本「オレンジイズニューブラック」でレッド(原作名ポップ)が
観賞して泣いたっていうエピソードをきっかけに観賞。
私は良い話だったけど、泣くと言うより、ショックだった。

学校には障がい者学級があるのが当たり前で育ったので、
まず、ラジオが学校に通えないことにびっくりだった。
1960年代はそれが現実だったと言うことか。
この映画は人種差別はメインに取り上げていないけれど、
1960年代は黒人学生らが学生が白人だけだった学校に入学した
大きな変革の時代。
この映画では語られていないエピソードも
もしかしたらもっとあったのかも。

インターネットによると、ラジオは2019年に亡くなっているそう。
ハナ高校には彼の銅像があるらしい。
コーチに始まり、学生、コミュニティのみんなから愛されたのだろう。
一人一人がみんなに優しくなれたら平和なコミュニティが作れるのかな。

床屋さんでコミュニティメンバーが集まって集会するシーン、
映画やドラマで見たのは2回目!
ドラマ「アンブレラアカデミー」S2も時代は1960年代。
そこでもエイミーが仲間と閉店後のパーラーに集っていた!
アメリカの1960年代といえば、「床屋で集会」だったのか?

生きていると頭に来ることばかりだけれど、
もう少し頑張って優しい人間になりたいと思える映画かな。

3. Recommendation/ おすすめ

  • 【映画】The Blind Side/ しあわせの隠れ場所 (2009)

サンドラブブロック主演の映画「しあわせの隠れ場所」と
ストーリーの枠組みは少し似ているかも。
ざっくり言うと、白人が弱き黒人の青年を助ける。(善意で)
2009年の映画で、こちらも実話。
私はこの映画大好きだけど、この映画に物足りなさを感じる人は、
間違いなく、この映画にも物足りなさを感じると思う。
例えば、白人目線だけで、両サイドからの視点ではないこととか。

4. Date/ 観賞日

2022年6月3日 アマゾンプライムで

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