【映画レビュー】The Upside / 最強のふたり 人生の動かし方 (2017):オリジナルと比較して気になったこと。

1. Story/ あらすじ

ニューヨーク。
デルは刑務所から出所したばかりで職探し中。
たまたま働く気もなく受けた面接は
首から下に障がいのある大富豪フィリップの世話係。
デルはフィリップに気に入られなんと採用。
住み込みで働くことに。
何もかも正反対の2人が意気投合し、
友情が生まれる、心温まる実話。

フランス映画「最強のふたり」 (2011)のリメイク。

2. Review/ 感想

この映画の評価
おすすめ度👍
 (2)
おもしろさ😄
 (3)
心温まる💓
 (4)

オリジナルのフランス映画は
娼婦がアジア系である点を除けば、
希望が持てる、とってもいいストーリーの映画。

フランスでの娼婦のステレオタイプはアジア人
当たり前だが、アジア人の自分には嬉しくない。
2019年にも女優の水原希子さんが
仏カンヌでUberの運転手に
「普通の」女優だと思われなかったニュースもあった。

昨今のハリウッドは配役の人種の多様性に気を使っているはずだから、
娼婦の役はアジア系でないといいな、と期待したけれど、
2人のうち1人はアジア系だった。
残念。

フィリップとデルの会話のジョークの和訳
実際のセリフと違ったのが印象に残ったので、
紹介したいと思う。

フィリップがデルに対して「ニッチ (niche)だね」と返した際、
ニッチという言葉をデルが知らなかった。
それに対し、ニッチの意味を説明せず、

ニッチもさっちも行かない

本映画の日本語字幕より

とジョークを返した。
けれど、実際英語のセリフは

It’s the girl version of a nephew.

本映画の英語字幕より

と返答した。
「ニッチ」は英語の発音だと「ニーシュ」といった感じで、
「姪」は英語で「Niece/ ニース」。
それと似た発音の「ニーシュ」は「甥 (nephew) の女版だ」とジョークを言った。

映画のエンディングで、フィリップとイヴォンヌを
デルがセットアップしたのは、なぜ。
オリジナル映画では、文通の相手との初デートなのだけれど、
本作では既にデート済み、振られ済みだから
イヴォンヌにしたのか?
大女優ニコールキッドマン(イヴォンヌ)だから、
最後に彼女を持ってきたかったのかな。

オリジナルとリメイクが存在すると、
どうしても先に見た方を基準に偏った見方になるので
あんまり楽しめなかったのが正直な感想。🙅‍♀️

3. Date/ 観賞日

2022-11-24 アマゾンプライムにて

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