【YMSイギリスワーホリ】ロンドンバスの実情。

YMSでイギリス🇬🇧に来ました!

母国日本や過去に経験した留学先ボストンでも電車が私の主となる交通手段でした。
今回、ワーキングホリデーでロンドンに住むにあたっても、Tubeと言われる地下鉄を主に電車に頼って生活することを予想していました。
しかし、実際に生活していると、予想外にもバスが主の交通手段となっています。

ロンドンのバスのことと、バスを日々利用して驚いたことを記事にしました!

ロンドンのバスのこと。

アプリ「Citymapper」。

公共交通機関を使って出かける際、アプリ「Citymapper」を使って調べています。
出発地点にもよりますが、だいたいバスでの行き方、電車での行き方と複数提案してくれます。


そしてバスの場合、このアプリがどのバス停(アルファベット)のどこ行き何番のバスに乗ればいいか、必要な情報を全て教えてくれます。


このアプリがなかったら私はロンドンで生きていけません。

運賃。

運賃は一律1.75ポンド。(2023年4月現在)
1時間以内の乗り換えであれば運賃は加算されません。

電車はレイルカードを利用していても、最低運賃は1.80ポンドです。
時間はかかりますが、バスの方が安いです。

バスの乗り方。

乗りたいバスがバス停に来たら、運転手にそのバスに乗りたいアピールが必要です。
日本でタクシーを捕まえるように運転手の視線を捉えて手を上げます

前方のドアから乗り、黄色の丸いところにオイスターカードもしくはコンタクトレスカードをタッチするだけ。

運転手に対して、無言が普通ですが、「Hi」や「Thank you」という人もたまに見かけます。

バスの降り方。

降りる時は目的地への到着前に降車ボタンを押し、バス後方のドアの前で降車のスタンバイ
運転手に対し、降りるアピールが必要です。
誰かが降車ボタンを押したとしても、ドアの前に誰も立っていなければそのまま通過してしまうこともあり得ると思います。
(ロンドンは未経験ですが、ボストンはそうでした。)
安全のために運転中に動いていけないのは日本だけのようです。

たまに降りるのに時間がかかっていると、さっさとドアを閉められてしまうことも。
「Driver! Open the door!」と運転手に向かってドアを開けるよう叫ぶのは日常茶飯事。

降車時も運転手に対して無言が普通ですが、たまに運転手の方を向いて「Thank you!」と声をかける人も見かけます。

バスの2階席。

夜に2階の席に座るのは運転手の目がないため避けた方がいいというのは有名ですね。
一方で、昼間は2階席の一番前に座るとロンドンの景色が楽しめて面白いです。
バスが狭い道をギリギリに曲がっていくところもスリリングです。

バスを日々利用して驚いたこと。

ぶつかる道沿いの木々。

日本ではありえないな、と思うところは、バスが道沿いの木の枝に思いっきりぶつかっていくことです。
木の枝がバチバチッという音を立てて当たって行きます。
2階の席に乗っていると、すごい音で、初めはその音に何事かとびっくりしました。
バスが傷ついてしまうのはお構いなしのようです。

これがもし日本であれば、バスに当たらないように木の枝を切って調節しそうだな、と想像しています。

タバコを片手に乗車。

ロンドンも流石に日本と同じで車内で喫煙はダメです。
しかし先日、タバコを片手に乗車してきた人がいました。
本人も「あ、ごめんね!」と隣の席の人に言いつつ、座席前のプラスチックの板でタバコの火を消していました
バスが傷ついてしまう・・・😱と衝撃的でした。

ゴミ放置。

海外の都会はどこに行ってもゴミが道に落ちていることが当たり前なのは有名だと思います。
例外なく、バスにゴミ放置はよくあります。
先日、座席にマスクが放置されており、その席に座ることは断念しました。
その後、その席に座った人がいたのですが、なんとそのゴミ(マスク)を床に落として座っていました。
「なるほど、そのようにしてロンドナーは座席のゴミを対処するのだな」、と勉強になりました(笑)
とはいえ、なんだか自分がゴミを捨てている気分になるので私は立ったままか、他の席を探すような気がします。

ルートの迂回。

バスに乗っていると、急に「迂回します (diversion)」とのアナウンスがよくあります。
しかし、道をどのように迂回して、どのバスをスキップするのかまでは車内アナウンスで教えてくれません。
細かい迂回情報は運転手さんに直接聞くしかありません。

物乞い。

休日の昼間に1階の席に座っていたら、「5ポンドプリーズ」と座っている人全員に声をかけている男性に遭遇しました。
前に座っていた人が首を横に振っていたので同じようにしました。
汚い格好をしている人ではなかったのでびっくりしました!

お金のない人がどうやって乗車したのか疑問でした。

バスは移民の乗り物。

バスは移民の乗り物だな、と感じます。
1人で乗っている人は大抵電話をしながら乗っていて、話している言語は英語ではないことが多いです。
ズバリ、白人のイギリス人をバスで見かけることは少ないです。
2年間限定ですが、移民の私は車を持っておらず、電車より安いのでバスに乗っているので、みんなもそうかな、なんて想像しています。
もっとも、夕方には制服を着た学生たちがたくさん乗り込んでくるので、時間によるのかもしれませんが。

以上が私が利用するロンドンバスの実情でした。
日本との違いに驚きながら日々バスに乗っています。
本数が多く、大抵どこにでも行けるので、とっても頼りにしています。👍

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