【映画レビュー】Wonder Woman 1984 / ワンダーウーマン 1984 (2020):「猿の手」について調べた

1. Story/ お話

ガルガドット演じるワンダーウーマン2作目。
時代はタイトルの通り、1984年のアメリカ ワシントンDC。
悪い神が作った魔法の石がペドロパスカル演じる強欲なビジネスマンの手に
渡ったことで無茶苦茶になった世界をWWが救う。

2. Review/ 感想

(邪悪な)魔法の石のおかげでクリスプラットが還ってきたー!
2作目も登場するとは聞いていたけれど、
実は生きてた風とか?って予想を裏切って、しっかりした設定で戻ってきた。良い。

最後の方で、自分は既にいない人間だから、と願いを取り下げるようWWを奮い立たせるスティーブ・・・!
チージーなのに泣いてしまった(笑)
超長生きなのに一途なダイアナ・・。

強くなる願いとともに人間性を失ってしまったバーバラだけど、
路上で酔っ払いの変質者をめった打ちにする感じ、
「ザ・パワー」っていう本を思い出した。
(女性だけが特殊なパワーを持つ。男が女性を恐れる話。)
バーバラはヒューマニティを失ってやりすぎた・・?いや、変質者の自業自得では?


「The monkey’s paw/ 猿の手」
石が望みを叶える代わりに、何かを奪うことに気づき、
「猿の手だ!」と顔を合わせるダイアナとスティーブ。
「猿の手」は実在するイギリスの古いお話。
夫婦とその息子家族が3つの願いを叶えてくれる「猿の手」を手に入れる。
1つ目に200ポンドが欲しいと願うと、息子が職場の事故で亡くなり、
その代償として200ポンドを手に入れる。
2つ目に息子を生き返らせて欲しいと願うも、
玄関のドアを激しく叩く、生き返った息子が恐ろしくなり、
ドアを開ける前に3つ目の願いを唱えるとドアを叩く音が止まった、という話。
3つ目に何を願ったのか言及されていないところがホラーっぽい。

本映画でダイアナはだんだんパワーを失っていくのに比べたらとても残酷な原作。
下記リンクを読みましたので、興味があればぜひ。

日本語版:http://f59.aaacafe.ne.jp/~walkinon/monkey.html
原文(英語): https://americanliterature.com/author/w-w-jacobs/short-story/the-monkeys-paw

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ストーリーも映像も最高でした!スミソニアン博物館行きたい・・・。

3. Word/ 単語

  • I renounce my wish./ 願いを取り下げる。

4. Date/ 観賞日

2022年4月26日 Netflixにて

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