【映画レビュー】Asteroid City / アステロイドシティ (2023): ディテールを見るためにまた見たい!

映画館でウェズアンダーソンの新作映画「アステロイドシティ」を観賞!
ディテールが凝っているので一度見ただけでは理解できないところが多く、何度でも見たくなる映画だった。
日本での公開は9月1日なので、このブログで予習程度の情報を提供できれば、と思う。

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1. Story/ あらすじ

1955年、アメリカ南西部のアステロイドシティ。
そこで天才児の発明を讃える表彰式が行われる。
そんな中、宇宙人が登場する不思議な話。
そして、この「アステロイドシティ」を作った作家の
苦悩のシーンも並行して組み込まれた映画。

2. Review/ 感想

この映画の評価
おすすめ度👍
 (4)
おもしろさ😆
 (3)
映像がキレイ🏞️
 (5)
キャストが豪華💃
 (5)

物語は複雑。

私が日本語字幕なしで見たということもあるけれど、わかりやすい映画ではなかった。

この「アステロイドシティ」は演劇作品でカラー
それを書いた作家側の物語をモノクロで描いていて、
この2つを往復するところが混乱した。

早口で淡々と抑揚なく話すキャラクターがいて、その口調が面白いんだと思うけれど、理解できない私には残念だった。

だからこそ、何度も見たくなる映画かな!

キャラクターが多すぎる。

有名な俳優がキーパーソンであることが多いけれど、本当に有名人だらけで誰に着目すればいいのか分からなくて、情報過多だった。

スティーブカレルの役なんて、大物なのに特に何でもないあっさりとした役所だった。
無名の俳優でも良かったのでは?と思うほど。

主役級の俳優たちがちょい役でも出演したいウェズアンダーソン作品なんだな、ということがよく分かった。

もう一度見たいナンバープレート。

もう一度見たいのは、アメリカの直距離バス、グレイハウンドに複数ついたナンバープレート
アメリカのナンバープレートには州のニックネームが書かれていて、カリフォルニア州であれば、「Golden state」。
それが、この映画では文章のような長いコメントが書かれてたが、読めなかった!
一瞬しか映らなかったけれど、ウィットに富んだメッセージが書かれているはず。
このシーン、これから映画を観賞する方に注目してほしい!
(このナンバープレートに対して字幕はつくのかな・・・?)

結論、個人的にこの作品は「ホテルブダペスト」を超えなかった。
凝りすぎて、簡単には理解できないから、疑問を持たずに豪華キャストとウェズアンダーソンらしい色使いを楽しむ観賞の仕方がいいかも。

ロンドンのCharing crossには期間限定で「アステロイドシティ」の世界観が楽しめる展示があったとのこと。
入場料は15ポンドで、既に終了。

3. Date/ 観賞日

2023-7-3 映画館🇬🇧にて

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