【映画レビュー】The Weekend Away / ウィークエンドアウェイ (2022):意外と内容はシンプル。

1. Story/ お話

イギリスに住む2人の親友のベスとケイトが久しぶりに週末に再会し、
クロアチアで過ごすことに。
しかしケイトが行方不明になってしまい、ベスに殺害の容疑がかけられる。
ベスの犯人探しの結果、犯人はベスの夫ロブだった。
ケイトとロブは浮気関係にあり、
ケイトが別れようとした揉め合いの結果ケイトは亡くなってしまった。

2. Review/ 感想

警察官の男がケイトの殺害犯であることがわかって、
これで終わりか、と思ったところで、最後の30分でどんでん返し。
なんと本当の犯人が夫であると判明する、驚く展開だった。

キーポイントはイギリスからクロアチアまで「たったの2時間」。
この2カ国間の近さをわかっている人なら、
犯人の推測が簡単だったのかもしれない。

結局はこの夫婦と親友による三角関係のもつれによる悲劇。

シンプルな話だったけれど、
登場するキャラクターたちの奇妙さがこの映画を複雑に見せていたのかも。

ケイトはエスコートを雇ってベスにも浮気をさせ、
自分を責めにくい状況を作ったところで、
自分とロブの浮気の関係を正直に話すプランだったのかな。


シリア人のゼインは善人。
警察と関わりたがらないところがちょっと匂わせだったけれど、
移民を悪役にすることはこのご時世では有り得ない。

でもセバスチャン。
このキャラクターの存在はかなり不気味だった!
空室だからとはいえ、地下の部屋に案内されるなんて、怖い。
セバスチャンの部屋のロックの数は複数で、
過去に何があった!?レベル。

エアビーアンドビーは個人の所有する家だから、
何かあったら困るから防犯カメラがあるのかもしれないけれど・・・。
バスルームや至る所に防犯カメラ(というか盗撮)なんて怖い。


ちなみにベスの後の宿泊客は少しの登場だったけれど、
格好も言葉も日本人だった(笑)

結局内容はシンプルだけれど、

強烈な疑わしいキャラたちが登場するので最後まで楽しめると思う。

3. Date/ 観賞日

2022年8月8日 Netflixにて英語字幕で

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