1. Story/ お話
アメリカコネチカット州ダンベリー。
マフィアのジェームズガランテことジミーが
17歳の息子AJに買い与えたホッケーチーム。
チームの成長の裏側で、FBIがジミーらマフィアを逮捕しようとしていた、
というドキュメンタリー。
2. Review/ 感想
17歳の子供がホッケーチームを与えられたなんて、
うまくやっていくことができるのか?!と匂わせて始まったけれど、
それが意外とうまいこと行っていて、
想像より、「やばい」ドキュメンタリーではなかった。
ちょっとがっくり。
結局父親のジミーは逮捕されて、チームは解散になるけれど、
その後、AJはボクシングジム始めて前向きに頑張ってる様子で、
父親がいないと何もできない出来損ない、ではなかった。
まあまあ普通じゃん、といった印象。
ジミーがマフィアって判明しても、
ホッケーチームのメンバーはジミーに対して感謝していたし、
あの頃は楽しかった、なんて懐古していたから、
ジミーが極悪マフィアなのか、ちょっと分からなかった。
極悪面のエピソードが足りなかった。
どちらかというと、AJの元ホッケーコーチ、
トミーの方がスキンヘッドに薄い色のサングラス、太いタバコの強面。
・・・自分で演出してたのかな?笑
過去の写真は普通のおじさんのようだった。
オミシオリ双子はなかなかのキャラクターだった。
大人がドキュメンタリーで素で小競り合い。
大人気がないのか、おバカなのか・・・笑
ちなみに、このダンベリーでは
もう一つ有名な犯罪がドキュメンタリーになっているそう。
「Generation Hustle」というHBOのシリーズの中の
エピソード「The Party’s Over」では
ダンベリーの青年Ian Bickが会社を立ち上げ、
投資家からのお金を自分のために散財していたらしい。
機会があれば見てみたい。
そして最後にもう1つ。
ドラマ「オレンジイズニューブラック」の主人公パイパーが
服役していた刑務所の所在地もここ、ダンベリー。
なかなか印象強い町だ。
どんでん返しのストーリーを期待したが、
思ったより円満で「極悪」感はなかったので物足りなかった。
3. Date/ 観賞日
2022年8月 Netflixにて
日本語字幕で見たんだけれど、全員「ジミー」って呼んでいるのに、
字幕は一貫して「ジェームズ」だった。
最初に紹介すればみんなわかると思うけどなあ。
Ever wonder what happens when mob ties touch the ice?
— The Players’ Tribune (@PlayersTribune) August 27, 2021
‘#UntoldNetflix: Crime and Penalties’ — produced by @PropagateCo, Stardust Frames and The Players’ Tribune — is out on @netflix August 31. pic.twitter.com/92ThDPbwA1