1. Story/ お話
アメリカFOX NEWSのCEOからのセクシャルハラスメント被害を告発した女性社員たちの実話。
ちょうど2016年、アメリカ大統領選の時期でトランプ元大統領が女性蔑視発言を平気でしていた時期。
2. Review/ 感想
女性のソリダリティ(Solidality、団結)を表すいい映画だった!と言いたいけれど、
登場人物に感情移入できなくて微妙だった。
私は映画を見るとき、主人公に感情移入して、主人公が喜ぶとこちらも嬉しいタイプ。
でもメーガンが「黒人のサンタンクロースは不要」と攻撃的な発言するシーンがあって、
あれ、私はこの人を応援していていいんだっけ?って迷った。
(本人の人柄や思考に忠実なのはいい事。)
FOX NEWSが偏った報道をすることは何となく知っていたけど、
その会長マードックとトランプが友人とか、そこで働く社員が共和党支持かどうかなんて
考えたことがなかったので、ちょっとピンとこなかった。
メーガンとグレッチェンは実在らしいけど、ねえ?
芸能人や俳優は分かるけど、ニュース番組の人は地上波のテレビを見ないと分からない。
実在の人物を知らない私は物語の迫力が半減して損している。残念だが、勉強になったかな〜
ちょっと面白かったのが、見終わった後にウィキペディア読んだら、
メーガンの洋服が政治報道に適していないっていうことが話題になったって書いてあって、
確かに最後のコンベンション(共和党大会)の時、
印象に残る細いストラップのワンピースだったのはこの話を再現しているのね!、と納得。
制作者達は事実を公平に、忠実に再現したかったのでしょう笑
とはいえ、この話題を知らなかったら、アメリカのキャスターってこんな感じなんだ、で終わってたと思う。
結論、この映画はアメリカのこと詳しくないと(予備知識がないと)楽しめない映画と思う。
3. Note/ メモ
- Firefly Lane/ ファイアフライ通り (2021) Netflixオリジナルドラマ
このドラマもテレビ業界の性差別が取り上げられている。
偉いおっさんが、テレビに出たい女性に「回ってみて」って言うシーンはほぼ同じだった。
ちなみに会長マードックの息子の1人がメインキャストで出てる笑
4. Date/ 観賞日
2022年3月22日 Netflixにて
Someone has to speak up. Charlize Theron, Nicole Kidman, and Margot Robbie star in #BombshellMovie – In theaters this December. pic.twitter.com/nsV8ZSa6pe
— Bombshell (@bombshellmovie) October 15, 2019