【映画レビュー】Chupa / アレックスとチュパ (2023):「パチューコ」はドラマ「セレナ」と関係あり。

映画「アレックスとチュパ」を観賞。
子供向けだけれど、スペイン語に関心がある人、メキシコの文化を知りたい人にはピッタリの映画だった!
そして映画内で流れる曲「パチューコ」はネットフリックスオリジナルドラマ「セレナ: テハーナの女王」で知られるセレナと関係があることが分かったのでそれをこの記事にてご紹介!

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1. Story/ あらすじ

1996年。
アメリカに住むメキシコ系アメリカ人のアレックス。
休暇の間に祖父の住むメキシコに行くことに。
いとこらとうまく関係を作れずいじけていたところに、未知の生命体チュパカブラの”チュパ”と出会う。
祖父といとこと共に、野生に返すためにまだ子供のチュパを育てる。
一方で研究機関がチュパを狙っており、危うく捕獲されそうになるも、アレックスらは無事チュパを救出しハッピーエンド。

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2. Review/ 感想

この映画の評価
おすすめ度👍
 (3)
感動する・心温まる💓
 (4)
ハラハラする💥
 (4)
新しい知識が増える😮
 (5)

家族愛、動物への愛、助け合いに心温まり、メキシコについて知識が増えた。

パチューコ。

アレックスのメキシコ人のいとこらが車の中で聞いていた曲、「パチューコ (Pachuco)」。
映画内での説明の通り、「パチューコ」とはメキシコ系アメリカ人のこと。

歌手は La Malditaというバンドで1991年にリリース。
そして、この曲をA.B.キンタニーヤのプロデュース
A.Bはドラマ「セレナ: テハーナの女王」に登場したセレナの兄
さらにはこの曲のギタリストはセレナの夫クリスペレス
A.Bやクリスはアメリカ人なので、”パチューコ”の人たちもこの曲の制作に携わっているよう。

メキシコ音楽知らないな、と思ったけれど、意外にも知っているアーティストが関わっていることに驚き。

タコス「セソス」。

アレックスのいとこがアレックスに食べさせたタコス、”セソス”。
セソス(Sesos) はスペイン語で「脳みそ」の意味。
使われているものは牛や羊の脳みそが一般的とのこと。

柔らかいのか、食感が気になる。

決め台詞「アズール (Azul)」。

元プロレスラーの祖父の決め台詞、「アズール (Azul)」。
Azulはスペイン語で「青」の意味
そしてリングネームが「Relámpago Azul (青い稲妻)」。
このリングネームから決め台詞が「アズール (Azul)」のようだ。
「アズール (Azul)」のセリフに対して日本語字幕がなかったのは残念。

よく注目すると、映画のポスターの文字も青色で、チュパの翼もほんのり青色

Primo(いとこ)。

アレックスに対して、いとこらが「Primo」と呼びかけていた。
Primoとはスペイン語で「いとこ」の意味。
日本でも祖父母、両親、兄姉は呼び名があるけれど、いとこまで関係性でお互いを呼び合うのは興味深い。

ビースティ・ボーイズ(Beastie boys)。

アレックスのいとこルナの好きだと言ったアメリカのバンド、ビースティ・ボーイズ
1978–2012年に活動したバンドで90年代に人気を博した。
下記サイトによると「Sabotage」という曲が一番おすすめとのこと。

3. Date/ 観賞日

2023-4-19 Netflixにて

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