【映画レビュー】Kajillionaire / さよなら、私のロンリー (2020):ユニークな物語に目が離せない!

珍しい設定、ストーリーに
目が離せず、夢中になって見たので、
気になっている人はぜひ見てみてほしい。👍

両親と26歳の娘の3人で
ずっと小さな盗みをして
生活できていたなんて想像がつかない。
有り得るのか・・・?

2週間無料トライアル

1. Story/ あらすじ

主人公は26歳の女性、オールドドーリオ。
両親と共に郵便物を盗むなどして生計を立て、とある工場の欠陥した事務所に住む。
ある日、両親が盗みの計画の仲間にメラニーと言う普通の女性を入れる。
メラニーと出会い、オールドドーリオは親や自分の生活が嫌になり、両親と離れメラニーの家へ身を寄せる。
その反応に対し、両親はオールドドリオに謝罪し、今まで渡したことのない誕生日プレゼントをくれたが、それはオールドドーリオの稼いだお金を奪うための罠だった。

31日間無料トライアル

2. Review/ 感想

この映画の評価
おすすめ度👍
 (4)
感動する・心温まる💓
 (2)
おもしろさ😆
 (1)
悲しさ💔
 (5)
ハラハラする💥
 (3)
ロマンチック💘
 (1)

とにかく衝撃的でびっくりする話だった。
金を得るために店でクーポンの返金を求め、
無理なら店の飾りをくれ、と要求する。
オールドドリオの必死な姿と、
恥ずかしげなく要求する大人たちの姿に
驚いて空いた口がふさがらなかった。

働いてはダメなの・・・?

父親役のリチャードジェンキンスは
映画「ラストシフト」でも
似たような役を演じていた。
陰気臭く貧困で、なぜか偉そうな男性。

この映画で1つ不満なのは、
オールドドーリオメラニー
恋仲になること。
急展開すぎて・・・友情はダメだった?

両親と別れたオールドドーリオに
必要になるのはきっと欧米ならセラピー。
そして盗みで生きてきた無学の彼女に
「働く」のはとても厳しいだろう。
メラニーも若いし、
サポートしきれないよ。
しかし、監督ロマンスが好きだから、
2人のキスシーンで終わらせたかったらしい。

さて、この映画を見て
気になったことを紹介。

英語のタイトル「Kajillionaire」。

Kajillion+Millionaireを合わせたスラング
Kajillionは「数えきれないほど大きな数字」の意味。
よってKajillionaire
「数えきれないほど巨額なお金を持つ人」のこと。

オールドドーリオらは貧乏なので、
皮肉ったタイトルのようだ。

PO Box(私書箱)。

オールドドーリオが盗むために
郵便局で開けていた鍵付きの箱!

自宅まで郵送物を届けてもらわず、
専用のPO Boxに入れてもらい、
自分で郵便局へ取りに行くみたいだ。

アメリカ人のYoutuberが
ファンレターの送付先を
PO Boxにしているのをよく見かける。
直接住所を公開せずに
物を受け取れると思うと安全なのかな。

Netflix映画「愛しい人からの最後の手紙」も
PO Boxを使って秘密の手紙のやりとりを
していたのが印象強かった。

地震の頻度。

地震のシーンが目立っていた。
下記記事によるとLAは地震が多い地域とのこと。
日本は地震大国だけれど、
あんな短期間で地震が何度も起こるのは
なんだか想像できなかった。
誇張した演出のような気がするけれど・・・。

ユニークな物語だったので、
多くの人が興味津々に
鑑賞できるのではないかと思う。
おすすめ!🙆‍♀️

3. Date/ 観賞日

2022-12-27 Netflixにて

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA