【映画レビュー】The Noel Diary / ノエルの日記 (2022):細かい詳細が足りなかった。

1. Story/ あらすじ

ロマンス作家ジェイコブ(ジェイク)は疎遠だった母の訃報を聞き、
実家に荷物を片付けに訪れる。
そこに生みの母を探す女性レイチェルが突然現れる。
彼女の探す実母はかつてジェイコブのベビーシッターだったという。
ジェイコブはその人を覚えていなかったが、
幼い頃に自分と母親の元を去った父親なら分かるかも、
とレイチェルに協力し、父親の元を訪れ、久々の再会を果たす。
無事レイチェルの実母ノエルの情報を得ることができ、
ジェイコブとレイチェルは心を通わせるも、
社会に出たばかりのレイチェルは
作家として成功を収めているジェイコブとは
うまくいかなくなることを予想し、一人で去る。
しかし、2人はクリスマスの夜に再会しハッピーエンド。

ちなみにジェイコブは一人でレイチェルの実母ノエルに再会。
レイチェルはノエルに会わずに終了。

2. Review/ 感想

この映画の評価
おすすめ度👍
 (3)
心揺さぶられる😢
 (4)
心温まる😌
 (3)

少しスッキリしない。

クリスマスムービーということで、
ジェイコブとレイチェルが恋に落ちることは
一目瞭然だったけれど、
2人でレイチェルの生みの母ノエルに
会いに行かなかった
ことは意外な展開だった。
「ノエル」ってタイトルにも入っているのに。
ありえないくらい全てがうまくいく
ハッピーエンドであることが
クリスマスムービーの長所なので少し不満。

母親との関係の詳細が欲しかった。

ジェイコブの家庭がとっても複雑であることは
ゴミ屋敷となった実家の様子や、
父親が出ていった話、亡くなった兄の話から分かった。
それだとしても、母親の代理人から
「先週母親が亡くなった」って聞かされるってどういうこと?
ジェイコブは成功した、有名な作家なのだから、
どうにかして探し出すことができたのではないか、と疑問。
約30年前に去り、州外に住む父親ですら
葬儀に参加できたのに。
どれだけジェイコブと母親の2人の生活が
ジェイコブを苦しめたか回想シーンくらいあってもよかったのでは?
映画の時間が足りなかったのかな?

車旅の目的地情報が足りない。

車で旅をしていたジェイコブ達だけれど、
目的地の地名が分からなくて、
旅の距離感、時間が掴みづらかった
ずっと変わらない雪山の景色だから、
景色からも読み取れなかった。

画面を止めて探した結果

・映画の始まりはジェイコブのサイン会:シカゴ州
→会場の前を走るパトカーより。

・ジェイコブの家:ニューヨーク州
→ジェイコブの車のナンバープレートより。

・ジェイコブの実家:コネチカット州ブリッジポート
・ジェイコブの父親スコットの家:バーモント州
→スコットからの手紙の宛名から。
ジェイコブの実家が「ブリッジポート」であることは
会話から分かったけれど、
ジェイコブがNYからCTまで移動していたとは分からず。
観賞時、ジェイコブはシカゴ州に住んでいると思っていたので、
実家も車で行ける範囲のシカゴ州内だと思っていた。

・レイチェルの実母ノエルの所在地:コネチカット州リッジフィールド
→ノエルからの手紙の宛名から。

・レイチェルの家or実家:不明
→車のプレートは読めなかった。
ジェイコブはクリスマスの日にレイチェルの家にまで来たけれど、
家の場所、その距離が分からないから、彼の労力が分からなかった。
コネチカット州内なのか?

私にとって映画鑑賞後の地図チェックはマストなので、
場所を細かく教えてくれない点は大きなマイナスポイントだった。🙅‍♀️
まあ、これもクリスマスムービークオリティかな!

3. Date/ 観賞日

2022-11-25 Netflixにて

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA