【映画レビュー】Tortilla Soup / 恋のトルティーヤスープ (2001):「Ageism」な映画だった。

1. Story/ お話

元シェフの父と3人の大人の娘たち。
娘たちは家を出たいが父親が許さない。
しかし父親マルティンも新たな恋人ができ、再婚することになったため、
家族は望む通り、それぞれで暮らす、という話。ハッピーエンド。

2. Review/ 感想

メインストーリーがよく分からなくて、
これはテキトーな映画だったと思う。
タイトルから食がメインの話かと想像したけれど、
ある家族のドタバタストーリーだった。

物語の最後が意表をついた展開で唖然だった。
父親マルティンが娘の友人と恋人になっていたなんて
どうしたら想像つくことができた?!

しかもその恋人の母親はマルティンに気がある感じで、
家族ディナーの場で、自分がプロポーズされる気満々だったのに、
プロポーズされた相手は、なんと娘!
これ、完全にエイジズム(Ageism)だ。
娘にお弁当作ってくれるからって、
友人の父親ってことは自分の父親と変わらない年齢で
外見も年相応だし、
健康診断の結果は良かったかもしれないけれど、
原因なしに味覚と嗅覚が危ういなんて、
悪いけれど、魅力的でない・・・。

せめて、お母さんは登場させないで欲しかった。
同じ世代の女性ではなく、若い女性を選んだ男。しかも親子!
わざわざ比較の対象を作るなんて、女性に対するエイジズム・・・。
製作陣はコメディのつもりかもしれないけれど、
顔をしかめる、不愉快な展開だった。

料理は美味しそうだったけれど、

ストーリーは面白くなかった。

Agism反対!!!

3. Date/ 観賞日

2022年8月 アマゾンプライムにて

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