【映画レビュー】Toy Story 4 / トイストーリー4 (2019):ロストトイはゴミだと思う

1. Story/ お話

トイストーリー3でアンディからボニーのおもちゃになったウッディ。

しかしながらボニーの一番のお気に入りはウッディではなくゴミから作った自作のフォーキー。

ボニー家族はおもちゃを連れて旅行。

いなくなったフォーキー助けに奔走するウッディはかつての友人ボーピープに再会。

ウッディはフォーキーをボニーの元へ無事返した後、

自分はボーピープと共に残り、バズら仲間に別れを告げる。

2. Review/ 感想

壊れたおもちゃはゴミで、
持ち主のいないおもちゃ(ロストトイ)もゴミだと思う。

だから今回のトイストーリーは混乱した。
キャラクターたちに感情移入しづらかった。

綺麗なおもちゃなのに遊んでもらえないおもちゃウッディ。
ゴミから作られ、一番のお気に入りとなったおもちゃフォーキー。

ロストトイ(ゴミ)になることに決めたウッディ。
おもちゃであり続けることになった元ゴミのフォーキー。

この2人の対象の関係、面白かった。
フォーキーが自分は「ゴミ」だからゴミ箱に戻りたがる感じ、いい設定だった。
自分も図工で作った自分の作品を誇りに思って大事にしていた時期あったな。
もちろんもう捨てたけれど。

ボーピープとウッディらの再会は感動だったけれど、
腕が折れてもまだ生きているボーピープ。
おもちゃの命が尽きるのはいつ・・・?
プラスチックや陶器は土に還らない現実問題を暗に示唆しているのか?

最後にウッディが自ら「ロストトイ」になることを選ぶのは結構ショックな話だった。
彼は自分のおもちゃである要の「ボイス機能」を
ギャビーギャビーにあげて、自分は「壊れたおもちゃ」になり、
最後はロストトイの道を選ぶ。
ボイス機能をもらい、「完璧なおもちゃ」となった
ギャビーギャビーはマイキッズこと「おもちゃの持ち主」を見つけた。

「完璧じゃなくても(壊れても)愛されるおもちゃ」の話が欲しかった。

夢溢れるキラキラ感が足りずモヤッとした映画だった。

クリスエヴァンズのバズライトイヤーは楽しみ!

3. Date/ 観賞日

2022年6月24日 地上波にてようやく。英語で。



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