こんにちは!How Rue C’s It を読んでくださりありがとうございます!
YMSでイギリス🇬🇧に来ました!
在英国日本国大使館のウェブサイトに基づいてイギリス運転免許証の切り替えの申請を行いました!
その私の体験を記事にしましたので、これからイギリスの運転免許証の入手を考えているイギリス在住の日本人の皆さんの役に立つと嬉しいです。
この記事に向いている方
- YMSでイギリスに来て住む家が決まった方。(申請に住所が必要)
- イギリスに住み始めてから5年以内の方。
- 有効な日本の運転免許証を持っている方。
手続きの過程に現金支払いがあることが面倒で後回しにしていましたが、ID(身分証明書)の提示を求められた際にUK運転免許証が使えることは大きな利点に感じたのでイギリスの運転免許証を申請することにしました!
これまでに、仕事の面接の際にIDの提示を求められ、パスポートを提示しました。
また、郵便物を郵便局 or Depot(倉庫)で受け取る際、住所が書いてあるのでIDとしてUK運転免許証が使えます。
それではイギリスの運転免許証への書き換えまでの道のりを紹介します。
在留届を提出。
運転免許証の書き換え申請には在留届を提出済みである必要があります。
「自動車運転免許抜粋証明書」の入手。
在留届の次は「自動車運転免許抜粋証明書」の発行が必要です。
これは在英日本大使館🇯🇵で発行してもらう必要があります。
- 有効な日本の運転免許証
- パスポートの顔写真のあるページのコピー
- 「自動車運転免許抜粋証明書」申請書
3つ目の「自動車運転免許抜粋証明書」申請書、記入方法は在英国日本国大使館のウェブサイトにあります。
住所や電話番号、メールアドレスなどを記入します。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/files/100210331.pdf
証明書申請書の印刷・記入、パスポートのコピー。
この申請書をイギリスで印刷するには、最寄りの図書館を利用しました。
(パスポートのコピーは持っていたので利用しませんでした。)
図書館には登録なしで入館、印刷機が利用できました。
私の行った図書館での印刷機利用方法をご参考までに紹介します。
- 「princh」というアプリをダウンロード。
- スマホで印刷したいものをprinchで印刷することを選択。
- 利用する印刷機のバーコードを読み込む。
- クレジットカード or Apple Payで支払い。
- 印刷完了!
印刷1枚20ペンスでした!
とっても簡単でした!
Apple Pay、とても便利です。
そして家に帰り、申請書を記入しました。
郵便局にて依頼書投函。
上記の3点セットを自前の適当な封筒に入れて最寄りのPost Officeへ行き、「Special Delivery」で送付しました。
必須ではありませんが、紛失が怖いのでSpecial deliveryサービスを利用しました。
6.85ポンドでした。(2023年3月時点)
ちなみに郵便局には下記写真のSpecial delivery専用のビニール封筒があり、それをカウンターでもらい、発送時に支払いもできました。
この時にUK運転免許証申請用紙をもらって、「自動車運転免許抜粋証明書」の入手の間に、申請準備を進めておくとスムーズと思います!
日本大使館から申請書の受領連絡、来館予約。
郵送から2日後に日本大使館から申請書を受け取ったことをメールで連絡が来ました。
一緒に、受け取り可能日の記載もあり、来館予約を取るように指示があります。
メールに予約リンクがあり、来館予約を取りました。
来館予約のID番号はスマホのスクリーンショット画面を見せるだけで良かったので、スクショ画面をお忘れなく。
受け取り可能日はこのメール受領日から土日含まず3日後でした。
受け取りに必要な持ち物の準備。
証明書受け取り当日必要な持ち物の記載は下記の通りです。
- 旅券(原本)
- 手数料 14ポンド(現金のみ)*
- 来館予約のID番号
*個人的にネックだった現金の入手ですが、WISEカードはATMで月2回、30,000円相当額までの引き出しであれば、手数料無料で利用できるとのことでした。
https://wise.com/jp/blog/withdraw-money-with-debit-card-overseas
上記手数料の14ポンドと、次のステップで必要な手数料(Postal Order)43ポンド(+手数料5.38ポンド)も現金のみですので一緒に引き出すことをお勧めします!(私は別々で引き出しました😓)
日本大使館訪問。
予約した時間に大使館を訪問しました。
A4用紙の「自動車運転免許抜粋証明書」をもらい、日本の運転免許証を返却してもらいました。
カバンが小さい方はクリアファイルとトートバックを持っていくといいかもしれません!
自動車運転免許抜粋証明書の申請から入手まで:7日(土日含む)
UK運転免許証の申請。
UK運転免許証🇬🇧の申請に対し必要なものは下記6点です。
- Application for a driving license:郵便局で入手
- 証明写真(背景は白):Snappy snapsなど
- Postal Order:郵便局にて現金で入手
- 有効な日本の運転免許証
- 自動車運転免許抜粋証明書:大使館で受取
- BRPカード
- 返信用Special delivery封筒:郵便局で入手(推奨であり必須ではない)
郵便局でUK運転免許証の申請用紙の入手。
日本大使館に自動車運転免許抜粋証明書を依頼の手紙を出しに郵便局へ行った際、一緒に、次に必要になるUK運転免許の申請書「Application for a driving licence」(無料)をもらいました。
私は窓口の中の人に声をかけてもらいましたが、窓口に置いてあるPost Officeもありました。
申請書の記入。
申請書の書き方はネットに既に分かりやすい記事があったので参考にしました。
私が記入の際に疑問に思ったことは「House no.」と「Postcode」の2点です。
友人🇬🇧に聞いたところ…
- House no.:左詰め
- Postcode:3文字 [空欄] 3文字
House noは左詰めで記入して、残りは空欄でOKだそうです。
Postcodeは大抵2,3文字の2つの組み合わせなのでその間の空欄として1つ空けることが普通とのことです。
(ロンドン自然博物館の場合:SW7 [空欄] 5BD)
証明写真の撮影。
私は近所のSnappy snapsを利用しました。
店の白壁の前で写真を1枚撮ってもらい、確認後、印刷された4枚をカットして14ポンドでした。
データもメールでもらうことができました。
あのサービスに対して14ポンドはイマイチだったので、Photo-Me(セルフフォトブース)など他の方法をお勧めします・・・。
申請書の該当欄のシールをめくってペタッと貼りました!
Postal Orderの入手。
Postal Orderは郵便為替のことです。
Postal Orderの43ポンドは郵便局にて現金で入手しました。
ちなみに手数料が5.38ポンドかかりました。
(全て2023年3月時点の費用。)
Postal Orderの下段にヘンテコな文字で書かれている数字がPostal Order numberです。
返信用Special delivery封筒の入手。
BRPカードを迅速に返送してもらうために、Special deliveryの封筒を一緒に送付しました。
(申請書に同封推奨の注意書きがあります。)
郵便局の人に返信用Special delivery封筒が欲しいことを伝え、専用のビニール封筒をもらいました。(写真は上記)
6.85ポンドでした。
郵便局にて依頼書投函!
返信用Special delivery封筒に自分の住所を書き、申請書類一式の入った封筒を封をせずに持って郵便局に行きました。
その場で返信用封筒のSpecial deliveryの費用を払い、申請書類一式の入った封筒に入れ、封をして発送完了です!
こちらも勿論Special Deliveryを使って6.85ポンドでした。
UK運転免許証の申請から入手まで:2週間(土日含む)
BRPカードの提出から自宅に返却まで:2週間(土日含む)
(2点同時に届きました!)
日本の運転免許証の返却まで:TBA
かかった全費用。
私の申請にかかった全費用は、97.13ポンドでした。
費用は高額ですが、申請するだけで10年間有効なUK運転免許証が入手できます。
前述の通り、郵便物を家で受け取ることができなかったとき、最寄りの郵便局などで受け取る場合はUK運転免許証か、公共料金の請求書のいずれかの提示が必要になります。
YMSでイギリスに来ている方のほとんどは、公共料金の請求書は大家さん宛と思いますので選択肢はなく、UK運転免許証のみになるかと思います。
そうなると、UK運転免許証があると便利だと思います。
この記事がこれからUK運転免許証を申請する方の役に立つと嬉しいです。😊