【映画レビュー】Dune / デューン 砂の惑星 (2020):迫力はあるけど内容はない

1. Story/ お話

名家のアトレイデス家が砂漠の地を国家に与えられるも
実は罠であり、ハルコネン家に襲撃されてしまう。
ティモシーシャラメ演じるアトレイデス家のポールアトレイデスと
その母は生き延びることができ、
ゼンデイヤ演じるチャニらフレメンの一員となったところで、
「まだ始まったばかり」と終わり、話は続く。

2. Review/ 感想

夢中になって見たけど、
ゼンデイヤの「まだ始まったばかり。」ってセリフを言って映画が終わるの!
完結する気なし。あれれ。

広い砂漠の景色と不気味な重低音の音楽のシーンが多くて、雰囲気に吸い込まれる。
変わらない景色に対して長いとは感じさせないんだけど、
見終わって、ストーリーを振り返ると話の進みが遅いことに気づいた。

ゼンデイヤはポール(シャラメ)の脳内(予知能力?)で微笑んでるだけで、
ほぼ出てこない!!あれ、ポスターの割合は何!

主要な登場人物が少なかったな。

この作品の原作が人気なことは知っているけれど、
ドラマ「ゲームオブスローンズ」を見ていると
なんとなくキャラクターが被っていると思ってしまう。

「名家(グレイトハウス)」や「上流階級(ハイボーン)』という単語や、
名家同士の土地争い。
真の敵はお互いではなく、未知の生命体。
GOTだと「ホワイトウォーカー」でデューンは「サンドワーム」。
教母らはセプタっぽかった。
こういう宗教的なキャラクターは過去も未来も付き物なのか。
そして、砂漠と言ったらジェイソンモモア。
GOTでは無口で好ましいキャラではなかったけれど、今回は善人で良かった(笑)

戦いのシーンは多いけれど、血はあまり流れないから
子供も見られるかな、と思ったけど、
初見には難しい、専門用語が多いのが難点。
サンドワームに関する単語はさっぱりわからなかった。
(太鼓ってなんだ?!)

シャラメは美しかった。

吸い込まれる映像と話だけれど、ハラハラしないから、
戦いものが苦手な人でも見られる映画と思う!
完結しないのはずるい。

3. Date/ 観賞日

2022年7月6日 Netflixにて


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