【映画レビュー】La Famille Bélier / エール! (2014):「コーダ」と違って泣けない。

1. Story/ お話

アカデミー賞受賞映画「コーダ」のオリジナル版。
フランス映画
耳の聞こえない両親の元に育った娘ポウラ。
酪農家の父が村長に立候補。
選挙キャンペーンを手伝いつつ、自分の夢に挟まれ、もがく物語。

2週間無料トライアル

2. Review/ 感想

この映画の評価
おすすめ度👍
 (1)
感動する・心温まる💓
 (3)
おもしろさ😆
 (1)
ハラハラする💥
 (2)

映画「コーダ」を先に見たから、比較しながら観賞。
「コーダ」はこの映画を深掘りして丁寧に作ったんだな、と感じるほど
このオリジナル版はかなり雑な印象。

こちらは俳優もみんな聴者って聞いたら、どうしても薄っぺらく感じた。
母親が結構声を出すことが多く感じたんだけど、
それも耳の聞こえない人の声真似をしているんだ、と思うと渋い顔をしてしまう。
演技だ、これが俳優だ、って言われたらそこまでだが。

「コーダ」のロッシ家は貧困だったけど、ベリエ家はそんなシーンなかったから
ポウラが家を離れづらい理由がいまいちだった。
「コーダ」のルビーは過去に話し方を揶揄われた過去を理由に
人前で歌うことに躊躇っていたが、
ポウラは理由の説明なしにブロンドヘアをなびかせて教室を去っていく・・・(笑)

主人公とそのデュエット相手の少年との仲違いの理由は重みが違って、
こちらはポウラをからかっただけ。
「コーダ」は「家族」に焦点を当てるために家族がからかいの対象だった。
オリジナルは話が散らかってて、「コーダ」は「家族」にフォーカスしてた。
どんどんオリジナルが雑な映画に見えてくるね・・(笑)

「コーダ」で号泣した最後の家族のお見送りシーン、同じシーンがあったけど、
家族お互いを舐め回すようなスキンシップで、引いた。。。

最後にこれは映画か、翻訳家か相手が分からないけれど、疑問。
手話、ちゃんと訳してた?
チーズ部屋で親子喧嘩のシーン、夫婦が手話で会話しているのに字幕なかったけど。。。
それに、ポウラが毎回家族との会話で「〇〇だって?そんなの〜でしょ。」という、
鑑賞者のために不自然なセリフ回し。。。

結論、「コーダ」を見て感動した人はこの映画は見なくてよし!

31日間無料トライアル

3. Date/ 観賞日

2022年4月5日 アマゾンプライムにて

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