白人のアリエルを黒人の俳優が演じるということで話題のライブアクション「リトルマーメイド」を映画館で鑑賞!
映像が綺麗で見応え抜群!
アリエルの歌声が素敵だったことは言うまでもなく、自信を持ってオススメできる作品!!
2週間無料トライアル
1. Story/ あらすじ
ディズニーの名作「リトルメーメイド」の実写版。
人間に憧れる人魚のアリエルが人間に恋に落ち、声の代わりに足を手にいれる話。
最後は足も声も取り戻して王子と結婚してハッピーエンド。
The global phenomenon is now the #1 movie in the world!#TheLittleMermaid is now playing in theaters everywhere. pic.twitter.com/ZUs1Dv0kpI
— The Little Mermaid (@LittleMermaid) May 27, 2023
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2. Review/ 感想
今回の実写化において注目されたアリエルの配役。
一方で他のキャラクターの配役に対して気になったことがあるのでご紹介。
イギリス人?のエリック王子は養子。
映画はエリック王子の船が座礁するシーンから始まるが、
なんと、エリック王子はイギリス英語を話していた!!
それゆえ、イギリス人ということを言及するシーンはなかったものの、実写版エリック王子はイギリス人の様子。
「王子=イギリス人」というイメージからか?
日本語のリトルマーメイドを見て育ったので、
キャラクターのナショナリティについて気にしたことがなかった。
なんだか不意を突かれた気分だった。
アリエルはデンマークのお話だったと思うけど、デンマークの王子にはしなかったのか。
そしてクイーンである母親が黒人で父親の登場はなし。
なんと、次期キングであるエリック王子は養子である設定とのこと!
養子をとるロイヤルファミリーはまだ世界にないと思うので、これは新鮮なアイデア。
人種多様なアリエルの家族。
アリエルが黒人であることは制作発表時から注目の的だった。
しかし、アリエルの父、トリトン国王はアニメと変わらず白人。
そしてアリエルの姉たちはセブンシードーターズ(七大海の娘たち)と呼ばれ、
人種多様な姉たちだった。
全ての人種揃えました!といった感じ。
セリフはなかったのものの、インド人は「ブリジャートン」のシモーンアシュリーだった。
SIMONE ASHLEY IN THE LITTLE MERMAID. pic.twitter.com/i3peJHooyo
— ME DAY. (@FCRTYSCTRL) April 24, 2023
彼女以外は知らない俳優だった。
こちらについては、人間のエリック王子と対象に、未知の生命体人魚なので人種の設定はなんでもありかな、と許せるのが正直なところ。
100点の配役、アースラ。
コメディからドラマまで幅広い役を演じるメリッサマッカーシーがアースラ役!
これを知らずに映画を見にいったから、よりパーフェクトな配役だと感じた。
髪の毛の逆立つところや巨大化するところ、迫力満点の映像だった。
この映画で一番のお気に入り。
Get your tickets, you poor unfortunate souls, Disney’s #TheLittleMermaid is coming to theaters May 26! 🐙🔮🎶 pic.twitter.com/98OmkVMbth
— The Little Mermaid (@LittleMermaid) May 17, 2023
スカットルがメス。
カモメのスカットルがアニメではオスだったのが、メスに変更。
しかも声を聞いただけで、すぐに韓国系アメリカ人のオークワフィナと分かった。
彼女のユニークは声は素敵だけれど、オークワフィナすぎて(主張が強すぎて)微妙だったかも。
そもそもアニメでもスカットルはそんなに大した役ではないのに、この映画では目立ちすぎていた気がする。
Hey Scuttle, your feathers ALWAYS look good! 😉🐦 Awkwafina is Scuttle in Disney’s #TheLittleMermaid coming to theaters May 26! pic.twitter.com/zmTWbQORVj
— The Little Mermaid (@LittleMermaid) May 17, 2023
存在感薄いフランダー。
主張の強すぎたスカットル♀に対して、存在感が薄かったのがフランダー。
アリエルといえばすぐ横に黄色いフランダーなのに、出てきたっけ?というくらい脇役だった。
実写ということで、薄めの黄色の魚だったからかな。
Jacob Tremblay (@JacobTremblay) is #Flounder pic.twitter.com/T6z94QkLWZ
— The Little Mermaid (@LittleMermaid) April 26, 2023
カニのセバスチャン。
セバスチャンがカニすぎて・・・。
実写なのでもちろん豊かな表情もなく、かわいくなかった。
実写になると海の生き物は無表情になりがちでイマイチ。
アフリカ系アメリカ人のダヴィードディグスの歌う曲は良かった。
ダヴィードディグスはミュージカル「ハミルトン」に出演していた実力派。
Daveed Diggs (@DaveedDiggs) is #SebastianTheCrab pic.twitter.com/jbHk8NdYKq
— The Little Mermaid (@LittleMermaid) April 26, 2023
王子の多様化が進まない。
さて、この作品では、オリジナル作品が白人カップルであることに対し、
プリンセスである女性を白人から黒人を起用。
一方で王子は白人男性のまま。
最近のネットフリックスで人気ドラマ「クイーンシャーロット」でも
同じくクイーンが黒人だが、プリンスは白人だったことが記憶に新しい。
さらには2021年の「シンデレラ」でもラテン系アメリカ人のカミラカベーヨがシンデレラを演じたが、王子は白人のままだった。
「有色人種の女性が白人男性に恋に落ちる」パターンが増えてきていると感じる。
そろそろ白人以外のプリンスを起用したドラマ、映画が登場することをハリウッドに期待したいと思う。
3. Date/ 観賞日
2023-6-3 映画館🇬🇧にて(2D)