1. Story/ お話
舞台はシアトル近くの離れ島。
主人公のルーは犬と2人暮らし。
ルーは嵐の夜に自殺しようとしていたが、
隣に住む母子の娘ヴィーが誘拐されたことにより予定中止。
母親のハンナと犬と共に嵐の中捜索に出る。
犯人はヴィーの父親であり、
実はルーの息子フィリップ。
ルーは長年CIAに勤めていた過去があり、
仕事優先だった彼女は息子と良い関係を築くことができなかった。
この誘拐は息子から母ルーへの復讐だった。
ヴィーは無事に帰ってきたが、
ルー親子は射殺され死亡。
と、思いきや、ルーは生き延びたことを匂わせて終了。
2. Review/ 感想
誘拐犯を追う、サバイバル映画。
おもしろかった。
タイトルが人名かつ中年女性ルーのサムネだから、
まさかのサバイバル格闘系映画とは想像つかなかった。
この映画の見どころは、
ヴィーをさらった犯人がまさかのルーの息子だったこと。
よく思い返せば、疑わしいシーンがたくさんあった。
① ルーが全財産をハンナ母子に残そうとしたこと。
大して親しくなかったのに、寛大すぎる。
② 犯人の残した1枚目のポストカードの「Hi mom」。
フィリップがハンナを「Mom」って呼ぶのは変だな・・・。
③ ルーが犯人の仲間の小屋で見つけた2枚目のポストカードをハンナに見せなかった。
このシーンは激しいアクションシーンに夢中で気に留まらなかったのが正直なところ。
④ 3枚目のポストカードを見つけた瞬間、自分の物のように急いで取ったルー。
あ!この行動おかしい!
フィリップは白人だったし、ルーも白人だ!
これは親子だ!!とここで私はようやく気づいた。
観賞されたみなさんはどうだったのかな。
ハンナらがルーのお葬式をやったとの会話があったのにも関わらず、
島を出てシアトルに向かう船に乗るハンナらを
遠くから見つめる女性。
そしてその腕にはルーが身につけていたブレスレット!
ルーが生き延びている可能性は十分にありそう。
ルーは長年の経験と賢さがあるし、
最後銃撃を受ける直前に息子にハグして囁いた言葉は「ごめん」。
それはルーは息子を銃撃の盾にしているように見えたし、
防弾チョッキらしきものを着ていたようにも見えた。
ルーは銃撃終了後に泳いで逃げ、
どこかで身を潜めていたのかな。
元々、息子も死んだと思われていたのに、生きていたし、
親子揃って死を装うのが得意な技なのか。
そして気になるのは、お葬式は遺体なしだったということ?
CIAもわざわざヘリに乗って襲撃しにきたのに、
死体を探さずに撤退してしまったってこと?
詰めが甘いのでは?!
この作品、続いても面白いかも!
サバイバル映画、ハラハラして
楽しく集中して見れたので、おすすめ!👍
3. Date/ 観賞日
2022-11-08 Netflixにて
Never knew how much I needed an action thriller where Allison Janney and Jurnee Smollett team up to hunt down a kidnapper! Lou premieres September 23. pic.twitter.com/EgIzV3pA7i
— Netflix (@netflix) August 22, 2022