【映画レビュー】Seberg / セバーグ (2019) :気になる黄色い衣装

1. Story/ お話

フランスで人気なアメリカ人女優ジーンシーバーグ(セバーグじゃないらしい)が

黒人人権活動団体ブラックパンサーなどを援助するも、

それを理由に警察に狙われて精神を病む暗い話。1960年代後半の実話。

2. Review/ 感想

話は全然暗いし、正直つまらなかった。

クリステンステュワートはどの役を演じても綺麗で

この映画は綺麗な衣装のお陰で最後まで見られた。

注目したのは、「黄色の洋服」。

時代の流行りかもしれないけれど、それでも黄色の洋服って着られること少ないから。

(ちなみに個人的には黄色好き。)

ジーンが黄色を身につけていたのは4回。

1回目はフランスからアメリカへの飛行機に乗り、後の愛人ハキームと出会った時。

2回目はジーンの家にハキームら人権団体の人を招いてパーティした時。★

3回目は自宅で夜、鳴り止まない電話に精神崩壊しかけている時。

4回目は、ハキームに妊娠を告げた時。

ちなみにハキームも何度か黄色い洋服を着ていた。

1回目はジーンが夜中にハキームの家を訪れた時。

2回目はジーンを学校に招いた時。

3回目はジーンの家に招かれて人権団体の人とパーティした時。★

二人が同時に黄色い洋服を着た時(★)は、

目的が揃った団結感を感じるシーンもあったけど、それぞれ連れがいて言い争っていた。

二人の波長が合わないもどかしさを衣装で表してる〜?

と、考えてみたり。。。

衣装担当の人のインタビューも読んでみたけど、

黄色より、ピンクのドレス推しだった笑

ちなみに最初と最後に三面鏡に向かって座るジーンのシーンが印象強かった。

これは、「豪華なプレミア(つまり芸能界?)」

「ドレスコードの厳しいFBIの世界」

「カウンターカルチャーのブラックパンサー」の3つを表しているらしい。

https://www.hollywoodreporter.com/news/general-news/how-seberg-costumes-elevate-kristen-stewarts-style-savvy-onscreen-1238274/ (The Hollywood Reporter, 2019-9-9)

Rue's Corner
Rue’s Corner

結論、面白くなかった。

ハキームが良いこと言うんだけど、

クリステンの綺麗さに持ってかれている気がして、勿体なかった。

3. Date/ 観賞日

2022年4月3日 Netflixにて

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